銀歯の特徴とセラミック素材のメリット
こんにちは。菊水アロー歯科です。
雪解けが始まり、少しずつ春の気配を感じる季節になってきましたね。
進学、就職、異動、クラス替え、、、春は何かと始まりの季節です。
新しく知り合う人も多い時期ですので、第一印象が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そして、口元は第一印象にも影響を与えるため、春になるのをきっかけに、
ホワイトニングや銀歯を白い歯に変えたいと思う方もいらっしゃるようです。
突然ですが、みなさんのお口の中に銀歯はありますか?
昔はむし歯の治療というと、歯を削り、型をとって「銀歯」をいれることが当たり前になっていました。
久しぶりに歯医者さんに来た患者さんの中には、
「お口の中に銀歯があることがずっと気になっていた」という方はとても多いです。
今回のブログでは、銀歯の特徴やセラミック素材のメリットについてご紹介したいと思います。

<銀歯のメリット>
① 保険適用可能
保険適用が可能なため、治療費が比較的安価
② 丈夫な素材
銀歯に使われる合金は丈夫で、割れたり欠けたりする可能性が低い
<銀歯のデメリット>
① 見た目が目立つ
銀色なので他の歯と色が異なり、治療痕が目立ちやすい
② むし歯になりやすい
歯との間に隙間ができやすく、むし歯の再発リスクが高い
③ 金属アレルギーのリスク
銀歯の金属イオンが溶け出し、アレルギー反応を引き起こす可能性がある
④ メタルタトゥーのリスク
金属が錆びて溶け出し、歯ぐきや歯に沈着して黒ずんでしまうことがある
⑤ 噛み合う歯への負担
銀歯と噛み合う歯を傷つけ、負担をかけてしまう
以上のような、メリット・デメリットがあります。
銀歯と歯をつなぎとめる接着剤は、お口の中で年々劣化しますし、
金属は熱や衝撃が加わることで形がゆがむため、
歯との間に少しずつ小さな隙間ができ、そこから細菌が入り込み、
銀歯の下でむし歯が広がり再発するリスクが高いです。
このようにして再発したむし歯は、
前の治療の時よりもっと大きく削ることになります。
前よりも歯を大きく削ることは、
→神経を取る治療をする →最後には残すことが難しくなり抜歯になる
という、歯を失う大きな流れにつながっていきます。
これらのリスクを最低限に抑えるためには、
金属を使用しない治療がおすすめです。
金属以外の素材には、例えば「セラミック素材」があります。
セラミックは、陶器のお茶碗で例えられることが多いのですが、
つるっとしていて透明感があり、見た目が良いものを作ることができます。
<セラミックのメリット>
① 審美性が高い
セラミックは自然な歯の色に近く、見た目が美しい
②むし歯になりにくい
セラミックは変形しない上、歯と化学的にくっつく力があるので
歯と素材の間に隙間ができづらく、二次的なむし歯になるリスクが
銀歯に比べてはるかに低い
③ 金属アレルギーのリスクが低い
金属を使用しないため、アレルギーの心配がない
④ 長持ちする
適切なケアを行えば、10年〜20年持つとされている
<セラミックのデメリット>
① 保険適用外
セラミック治療は自費診療となり、費用が高くなる
②割れる可能性
変形しない反面、過度な力が加わると、割れるリスクがある
今お口の中にある歯は、今後10年20年と付き合っていくことになります。
歯科素材にはそれぞれの特性やメリット・デメリットがありますので、
ご自身に合った、納得のいく素材選びが大切です。

銀歯がずっと気になっていた、治療の選択肢を詳しく知りたい、など
お口の中で気になることがあれば、お気軽にお声掛けください。