歯科で働く管理栄養士
みなさん、こんにちは。
菊水アロー歯科です。
気温が30℃を超える日が続いていますが、みなさん元気に過ごしていらっしゃいますか。
観測史上最高気温を記録したり、真夏日が続いたりと、札幌の夏も大きく変わってきていますね。
地球環境の変化によりこのような状況が続きそうなので、
これからの夏の過ごし方を見直さなければならないと思っています。
北海道の夏は涼しい、夜は気温がかなり下がる、
お盆が過ぎると一気に秋になるなど、今までの常識が変わろうとしています。
環境の変化に対応できる健康な体作りを、意識したいですね。
さて、当院には『管理栄養士』が在籍しております。
管理栄養士とは、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。
病気を患っている方や高齢で食事がとりづらくなっている方、健康な方一人ひとりに合わせて
専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行う国家資格を持った者です。
すなわち『食と栄養のスペシャリスト』です。
管理栄養士は、医療施設や老人福祉施設、介護保険施設、児童福祉施設、
行政機関や小中学校、企業など様々な場所で活躍しています。
管理栄養士が専門とする『食と栄養』の入り口は、『お口』です。
お口が健康でないと食事を満足に行うことができませんし、食事ができなければ栄養を摂取することはできません。
当院の管理栄養士は『歯科で働く管理栄養士』として、『食と栄養』に加え『口腔内』の観点を加え、
口腔内の状況に合わせた栄養指導を行っています。
また、お口の状況に合わせたレシピ提案も行っています。
一部をご紹介します。
■食べにくい・噛みにくい方には、やわらかい食材でたんぱく質やミネラル、植物繊維が摂取できるレシピ
■虫歯予防には、砂糖を使用せずカルシウムが摂取できるレシピ
■口内炎がある方には、痛みがあってもなめらかな触感で食べやすく
口内炎予防や治癒に必要なビタミンがたっぷり入ったレシピ
■歯ぐきが腫れていたい方には、とろみをつけ痛みがあっても食べやすく
修復効果のあるたんぱく質が摂取できるレシピ
など、様々なレシピの提案をしています。
特に痛みがある場合は、麺類ややわらかいものが多くなり、炭水化物が多くなるかと思います。
食べづらい方にもしっかりと栄養を摂っていただきたいという思いから、レシピの提案を行っています。
レシピはプリントしたものをご用意していますので、気になる方は、当院スタッフにお声がけください。
体もお口も健康に過ごしていただきたいので、気になることがある方はぜひご相談ください。
食と栄養のスペシャリストである管理栄養士、そして口腔内のスペシャリスト歯科医師・歯科衛生士が、
皆さんのお口の健康を一緒に守っていきます。